CA東海道線金山駅 熱田→金山間(下り:米原方面) 平日朝ラッシュ 混雑調査 (2023/11/20)
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調査データ (2023/11/20(月) 7:20-9:00)
【補足】
- 上記は青春18きっぷシーズン外のデータです。
- 輸送人員、混雑率は混雑ポイントから換算した推定値です。実際とは数%程度の誤差が出る場合があります。
- 全列車20M、3ドア、[セミ]クロスシート車です。
- 金山駅(4番線)の階段位置は乗車位置番号(~)のです。
- 混雑率欄のマーク(ⅰ,ⅱ,ⅲ,ⅳ,ⅴ)は混雑具合を示しています。JR東日本アプリと同等の表示にしています。
ⅰ:座席に座れる程度
ⅱ:ゆったり立てる程度
ⅲ:少し混み合っている
ⅳ:肩がふれあう程度
ⅴ:かなり混み合っている
混雑データサマリー
時間:7:40-8:40 (最混雑60分間) 本数:15本
【補足】
- 混雑率はドア横スペースの広い3ドア転換クロスシート車(313系0代、313系1000代)は定員145人(1両)、 ドア横スペースの狭い3ドア転換クロスシート車(311系、313系5000代)は定員135人(1両)、 ワンマン運転用機器搭載でデッドスペースが多めの3ドア転換クロスシート車(313系1300番台)は定員135人(1両)、 3ドアセミクロスシート車(313系3000代)は定員135人(1両)で算出しています。
- 全車両の平均値は両数と停車位置が統一されていないため加重平均値です。
前回調査時との比較
[今回] 時間:7:40-8:40 (最混雑60分間) 本数:15本
[前回] 時間:7:44-8:44 (最混雑60分間) 本数:15本
コメント
約16年ぶりに朝ラッシュ時の調査を行いましたが、新型コロナの影響もあり前回(2007/1/26)よりやや混雑緩和されている印象を受けました。
とは言っても、前回より5%減程度に留まっているため、新型コロナの行動制限緩和から半年以上経過し、利用客がかなり戻ってきていることがうかがえます。
元々、新型コロナの影響を受ける直前までは年々利用客が増加傾向にあったため、一昔前と比較した場合は減少幅が小さいように見えてしまいます。
全種別の中では前回同様武豊線直通の区間快速が一番混雑しており、扉付近はかなり密集度が高まっていますが、通路の乗客が少なめの(クロスシート車の車両構造上あまり奥に詰めない)状況が目立っています。
この点については、2024年3月以降に詰め込みのきくロングシート車(315系)が武豊線直通に投入予定ですので、今までより通路側まで詰めるようになり扉付近の混雑緩和が期待されます。
なお、8:15頃までは全ての列車で混雑率100%を超えていますが、8:15頃を過ぎると途端に混雑率100%を下回る列車が何本か出てくるため、できれば混雑平準化のために8時台半ば以降の一部列車を8時台前半以前に移行するなどの改善が望ましい状況です。
今後は311系の廃車置換が進められますが、朝ラッシュ時ピーク1時間の混雑率は100%程度ですので、今以上の増車は特段不要で、同じ両数を他の車両で置き換える形で問題ないように見受けられます。