CA東海道線静岡駅 安倍川→静岡間(上り:熱海方面) 平日朝ラッシュ 混雑調査 (2023/11/22)
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調査データ (2023/11/22(水) 7:00-9:15)
【補足】
- 上記は青春18きっぷシーズン外のデータです。
- 輸送人員、混雑率は混雑ポイントから換算した推定値です。実際とは数%程度の誤差が出る場合があります。
- 換算混雑率は6両(3ドアロングシート車)で算出しています。
- HL(ホームライナー静岡)を除き、全列車20M、3ドア、ロングシート/クロスシート車です。
- 静岡駅(1,2番線)の階段位置は乗車位置番号(~)のです。
- 混雑率欄のマーク(ⅰ,ⅱ,ⅲ,ⅳ,ⅴ)は混雑具合を示しています。JR東日本アプリと同等の表示にしています。
ⅰ:座席に座れる程度
ⅱ:ゆったり立てる程度
ⅲ:少し混み合っている
ⅳ:肩がふれあう程度
ⅴ:かなり混み合っている
混雑データサマリー
時間:7:30-8:30 (最混雑60分間) 本数:8本
【補足】
- 上記はHL(2本)を除外した値です。
- 混雑率は3ドアロングシート車(211系/313系2000代)は定員145人(1両)、3ドアセミクロスシート車(313系3000代)は定員135人(1両)、ドア横スペースの狭い3ドアクロスシート車(313系8000代)は定員130人(1両)で算出しています。
- 全車両の平均値は両数と停車位置が統一されていないため加重平均値です。
前回調査時との比較
時間:7:30-8:30 (最混雑60分間) 本数:8本
【コメント】
混雑状況は前回(2022/7/4)とほぼ変わっていません。
今回の最混雑列車はピーク直後の8:39着(5両)でした。2024年度の315系4両投入に伴い5両が減少することが予想されますので、この機会に当該列車の6両化が望まれます。
2024年3月のダイヤ改正で朝ラッシュ時の輸送力の見直しが計画されていますが、安倍川→静岡間は現状でも混雑率100%を超える列車が大半のため、基本的には据え置きになると考えられます。
減車の可能性があるとすれば、静岡止の車両(後部3両)が比較的空いている8両の8:01着ぐらいでしょうか。最後尾車両は静岡駅の階段から遠いことから敬遠され、ゆったり立てる程度の混雑(ⅱ)となっているため、7両化は不可能ではありませんが、6両化は後続の普通列車との間隔(14分間隔)を改善しない限り混雑が大悪化して難しそうです。
7:12着は全体平均でゆったり立てる程度の混雑のため一見減車できそうですが、7:12着と同一編成が充当される8:20着は混雑率100%を超えているため、もし現在の車両運用がダイヤ改正後も踏襲される場合は減車の可能性は低いと思われます。
補足
国交省で公開されている公式の混雑率データについて
国交省のサイトで公開されている公式の静岡口の混雑率データは下記の理由で実態より低めに計上されていますので、注意が必要です。
- HL(2本)もなぜか混雑率の集計対象(母数)に含まれており、空席多数のHLが全体の平均混雑率を押し下げている
→JR東海以外の事業者は追加料金の必要な着席前提の優等列車は混雑率の集計対象には含めていません。
→当サイトでも、着席前提のHLは混雑率の集計対象に含めるべきではないと考えから、HLは集計対象から除外しています。
- JR東海の3ドアロングシート車(211系5000代/313系2000代)の定員が過大に1両あたり150人で算出されている →JR東日本の4ドアロングシート幅広車は定員148人、関東私鉄の20メートル4ドアロングシート車は概ね定員140人で算出されています。
→4ドア車よりも収容力の劣る3ドア車の方がなぜか定員が多く設定されるという不可解な状況のため、数値上の混雑率が低めに算出されてしまい、実態と乖離が起きています。
→当サイトでは、JR東海の3ドアロングシート車は定員145人で算出としています。(140人にすると公式データとの乖離が大きくなって比較しづらくなるため妥協案を採用)